三十路男の悪あがきという、人気ブログの中で書かれていた、

『上の子が可愛くない』を正当化しないで欲しい

という記事を読んで、思うところがあったので書かせていただきます。




私めなんぞが…

と、大変おこがましく、失礼は百も承知なのですが。。。




長らく『上の子かわいくない症候群』に悩まされてきて、そのことをブログに書いている私としては、

書かずにはいられませんでした…。




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まず、先に言っておきたいのは…





三十路男の悪あがきは、私自身がいつも楽しく拝見させていただいているブログで、

パパが育児に積極的に関わっている点も含めて、とても素晴らしい方のブログだといつも思っていて、

今回の記事も、奥様の言葉をきちんと受け止めて、理解しようとしている姿が感じられるし、

改めて、さすがだなぁと思っています。







ですが…







私は、 『上の子かわいくない症候群』は、それを正当化するようなものではないと思っています。





また、

・上の子かわいくない症候群というものがある、

・上の子がかわいくなくて当たり前、

などといった記事があることは、

悩みの最中にいた私にとっては、それは唯一の救いでした。







私の場合は、上の子を「可愛く思えなくなった」わけではなかったのですが、

二人目を出産してから、

今まで100%上の子にだけ注いでいた手、目、愛情が、

100%ではなくなっていることを感じて、戸惑い、悩み、苦しみました。





『上の子かわいくない症候群』は、

『上の子を、今までと同じようには「可愛い」という目だけで見てやれなくなって、ツライ症候群』だと思うのです。





そんな、自分の子供に対する気持ちの変化に、

戸惑うお母さんは多くいらっしゃるのではないでしょうか。



そして、多くの方はそんな自分を責めてたりもしているのではないでしょうか。



また、

それは気軽に他人に相談できる内容ではないとも思います。



そのため、1人でその悩みを抱えるしかない状況になります。




そんな時、インターネットなどで、

自分だけじゃない、

誰でもなり得る、

産後のホルモンバランスや母性などの関係で仕方がない、

…などといった情報を知れると、

それはとても救い 励まし になることだと思います。






その情報を振りかざして、


『だから上の子を冷たく突き放してもいーんだ!!』


なんて開き直るような、

自分を正当化してしまう母親はいないと思います。






『上の子かわいくない症候群』を【正当化】だと感じるのは、

むしろ、2人育児をしている母親の大変さ、キャパオーバーさを本当に理解されていないのでは?!

…とも感じました。








今まで、

上の子に対して注いでいた100の愛情を、

下の子が生まれたことで、100%を上の子だけに注ぐことが難しくなり、

上の子も愛情不足を感じるだろうし、

お母さん自身も、愛情を今までのようにかけてやれていない現実がツラくて、

それで、ブログの中にもあった、奥様の

「上の子は愛に飢えてるから、いっぱい遊んであげて」

というセリフが出たのではないでしょうか。






特に、核家族化の進む昨今。


大人の数は増えないのに、子供が1人増えれば、

キャパオーバーになってしまうことはある程度は仕方のないことなのではと思います。






でも、

それでは良くないとわかっているから、

でも自分1人ではどうすることもできないから、

旦那さんであるブログのパパさんに、

お願いとしてヘルプを出されたのではないでしょうか。






(奥様の言い方、すごく絶妙で、うまいなぁーと思いました)







つづきます!!